こんにちは。カルークです。
以前の記事では、Windows 環境にあるVirtualBox上にUbuntuをインストールする方法について書きました。
仮想環境は便利なのですが、仮想環境を作るたびにハードディスクの容量を逼迫するので困っていました。(私の環境はノートPCなので、ハードディスク容量がかなり少ない。。)
今回、HDDの容量を節約するため、利用頻度の低い仮想マシンを外付けUSBにエクスポートすることをやってみたので、備忘録としてまとめます。
実行環境
今回は以下の設定でエクスポートを行っています。
- ホストOS: Windows 10 (64-bit)
- ゲストOS: Ubuntu 18.04 LTS
- VitualBoxのバージョン: 6.0.8
仮想マシンをエクスポート
まずはOracle VM VirtualBoxを立ち上げ、エクスポートしたいマシンの電源をオフにしておきます。
続いて、「ファイル」→「仮想アプライアンスのエクスポート」を選択します。
仮想アプライアンスのエクスポート画面が表示されるので、エクスポートしたい仮想マシン名を選択し、「次へ」を押します。(ここでは「Ubuntu 18」)
仮想アプライアンスの設定画面が出てきます。「エクスポートする仮想アプライアンスの名前を入力してください。・・・」の箇所にあるエクスポートファイルを任意のパスを指定します。今回は外付けUSBドライブに設定しました。(Dドライブが外付けUSB。)ファイル名も任意ですが、仮想マシン名と同じにしておくのが良い気がします。
「次へ」を押します。
追加情報の入力画面が表示されますが、特にいじらず「エクスポート」を押します。
仮想アプライアンスのエクスポート処理が始まります。PCのスペックや仮想マシンの容量によって処理時間は変わると思いますが、長いと数時間かかる場合もあります。気長に待ちます。(私のPC環境では、30分くらいで完了しました)
処理が完了すると、.ovaファイルが指定のフォルダに置かれているのが確認できます。
VirtualBoxマネージャーからエクスポート済の仮想マシンを除去(任意)
VirtualBoxマネージャーから、エクスポート済の仮想マシンを除去します。
VirtualBoxマネージャーで「Ubuntu 18」(エクスポート済)を選択し、「仮想マシン」→「除去」を選択します。
確認のダイアログが表示されます。既にエクスポートを行っているので、今回は「全てのファイルを削除」を選択します。
仮想マシン一覧から削除されているのが確認できます。(ハードディスクドライブの容量もその分増えています)
まとめ
Oracle VM VirtualBoxの仮想マシンをエクスポートする方法について書きました。ハードディスクの容量が無いPCでは、エクスポートをうまく利用してハードディスク容量を節約することができます。