物理マシン(Windows 10)を仮想マシンに移行する(P2V)

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こんにちは。カルークです。

先日、10年くらい前に購入した古いデスクトップマシンをまるごと仮想化しました。その時の手順をメモしておきます。

捨てたいけど、色々な理由で捨てるに捨てられないPCをお持ちの方には参考になるかもしれません。

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環境

仮想化したい物理マシン

2011年頃に買ったポンコツマシンです。

モデル:HPE-580jp

OS:Windows 10 (元々、Windows7でしたが途中でWindows10にアップデートしました)

仮想化したいパーティション

仮想化したいドライブを見ておきます。スタートメニューを右クリックし、「ディスクの管理」をクリックすると、HDDのディクスのパーティション情報などが表示されます。

今回は、赤枠にあるCドライブ、Dドライブ、システム領域(ブート領域とか)、回復パーティション領域を対象とします。

注意点

最初に試した際、OSのCドライブのみからvhdファイルを作りましたが、うまく読み込みが出来ませんでした。ブート領域も含めてイメージ化しないとダメみたいです。

Disk2vhdをインストール

まずはDisk2vhdをコチラから、仮想化したい物理マシンにダウンロードしておきます。

vhdファイルを作成

先程ダウンロードしたDisk2vhdを展開し、.exeファイルを実行してDisk2vhdを起動します。

今回はVirtual Boxで仮想イメージを起動したいので、”Use vhdx”というチェックボックスをオフにし、.vhdファイルを出力するパスを指定、イメージ化したいボリュームを選択して、Createボタンを押します。

緑色のゲージがマックスになるまで待ちます。

(自分の環境だと2時間くらいかかったと思います)

virtual boxで仮想マシンを作成

今回は、Oracle VM VirtualBoxを使って、先程作成したイメージファイルを読み込みたいと思います。Virtual Boxはコチラからダウンロードできます。

まずは、「新規」を押して仮想マシンの作成を行います。

名前は適当(例だと、「Win 10」としました)で、バージョンはWindows 10 (64-bit)にしました。ここは環境に合わせて入力します。

続いて、ハードディスクを選択します。ここでは、「すでにある仮想ハードディスクを使用する」のラジオボタンを選択し、先程作成したvhdファイルを指定します。

メインメモリーの値をどうするかも聞かれますが、ここも適当です。環境にもよりますが、Windows 10だと2048MBくらい設定しておけば取り敢えずは大丈夫だと思います。

仮想マシンが出来上がりました。

virtual boxで仮想マシンを起動

作成した仮想マシンを起動してみます。画面上部にある「起動」の矢印のボタンをクリックすると、Windowsの仮想マシンが起動します。

ちゃんと起動しました。

ログインもできました。

インターネットも接続が出来るのを確認しました。

解像度が変なので、その辺りはおいおい直すとします。

まとめ

今回は、物理マシン(Windows 10)をイメージ化し、仮想マシンとして起動することをしてみました。

WindowsをP2Vする際はライセンス周りを確認する必要があるので、自己責任でお願いします。

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