電子ペーパー「クアデルノ」のA5 Gen.2を使ってみた感想

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こんにちは。カルークです。

先日、富士通から発売されている電子ノート QUADERNO(クアデルノ)を購入しました。普段、仕事では紙のノートを持ち歩いていましたが、それと比べてクアデルノに変更してからは色々と便利に感じます。

クアデルノはamazon kindle paperwhiteのように単に閲覧するだけでなく、付属のペンを使って紙のノートのように書き込みが可能です。また、PDFの電子書籍を転送して、kindle paperwhiteのような使い方も出来ます。本を読みながら、付属ペンでメモを書いたり出来るのが個人的には好きな使い方です。

まだ購入して間もないですが、思いのほか便利で買って良かったと思ったので、QUADERNO(クアデルノ)の利用方法や、使ってみた感想などを簡単にまとめたいと思います。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

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購入したもの

商品名:QUADERNO(クアデルノ) Gen.2(第2世代)

型番:FMVDP51

サイズ:A5サイズ

価格:49,000円

購入前に価格.comやAmazonなどのレビューを確認しましたが、初号機から書き心地や機能などが改善されているようです。

サイズはA5とA4の2種類あります。ヨドバシカメラで実際に触ってみてA5サイズに決めました。A5にしたのは、持ち運び用のカバンに入るサイズであったのと、A4に比べてお財布にも優しいというのが理由です。

ちなみに価格.comで調べたら新品で42,000円ほどで出ていたので(2021/9頃)、私は価格.comで購入しました。物損保証5年間(一番手厚いやつ)を付けましたが、それでも送料込みでトータル46,000円ほどだったので、定価よりも少し安く買えた気がします。

よく使う機能

手書きノート

試し書きしてみます。

やっぱりまずはメイン機能である手書きノートです。手書きノートは仕事でもプライベートでもよく利用します。書き心地で特に不満はなく、遅延もそんなに気にならないです。ペンの細さが選べたり、書いている箇所をズームして細かい部分を記述したりもできるのが良いです。

ノートは幾つかテンプレートがありますが、自分は「ドット横」をよく使います。オリジナルテンプレートも作成が出来るようです。(使ったことないですが)

ノートテンプレートの一覧。

あと私はよく書き間違えたりしますが、直前書いたかたまりだけを消しゴムで消したり、直前のアクションを取り消したり(直近何回かまでさかのぼれる)、囲った対象箇所をコピー・切り取りできたりと、リアルノートでは出来ないことも簡単に実現できるのが便利です。

ノート自体はe-inkなのでモノクロ表示ですが、ペンの色を選択して記述することで、書いたノートをパソコンで閲覧する際にはカラーで表示したりするのも出来ます。(クアデルノ上でも色によって白黒濃淡が若干異なるので色付きであることは分かりますが、パッと見わからないので「これは青色」「これは赤色」とか覚えている必要があります)

詳しくは、記事後半に使っている所の動画を載せてあるのでそちらをご覧ください。

電子書籍リーダーとして

クアデルノでPDFファイルの閲覧をすることも可能です。私の場合、Kindleで買った本をPDF化してクアデルノに転送し、電子書籍リーダーとして利用しています。PDFなら何でも読み込めるので、他にも自炊した本や論文、仕事関連の資料などを読むのに使ったりもします。発光しなくて寝る前の目には優しいので、枕元で本を読んだりするのによく利用します。紙の本同様、読んでいて気になる箇所に下線やマーカーを引いたり、その箇所にメモを書いたりできる点も嬉しい点です。

ちなみに以下のように見開き表示することも可能です。

一覧表示

ピンチインすると、複数ページを一覧表示させる事が出来ます。1ファイルでノートが何ページにもなってしまって、どこに何書いたかがわからなくなった時に便利です。また、電子書籍を読んでいる時に書籍の構成を俯瞰する際にも役立ちます。

ノートの一覧だとこんな感じ。
写真だと見にくいですが、割と細かい部分まで表示が出来ています。

電子書籍でも同様に一覧表示できます。

電子書籍での一覧表示だとこんな感じになります。
こちらもズームしてみると、割と細かい箇所まで文字が読めるのが分かります。

検索機能、付箋

クアデルノには検索機能もあって、手書きで星マークをつけた箇所に一気に飛ぶことが出来るので、付箋として活用しています。星マークは若干形が崩れていても、しっかり認識してくれるようです。

一方で文字列での検索も出来るのですが、あまり検索にひっかからない気がするので使っていないです。(PDFだと文字認識済みのファイルならヒットするかもしれませんが、試してないです)

書いたノートをパソコンに取り込んで見てみる

専用アプリをインストールしたPCとUSB(type-C)で接続すると、パソコンに手書きメモを転送することが出来ます。

例えば、こんな感じで電子書籍上にメモを書いてみます。(濃淡が異なるのは、色を変えているためです)

これをパソコン上のPDFファイルとして読み込むと以下のような感じに表示されます。

ちゃんと色がついているのが分かります。

手書きノートでも見てみます。記事後半に載せた動画のキャプチャですが、例えばこんな感じの図。

パソコンに取り込んで見てみると、線の色や太さもしっかりと反映されているのが分かりますね。

使っている所(動画)

試し書き

試し書きの動画です。ストレスなくスラスラ書けていると思います。

色々な使い方

拡大機能や切り取り機能、色の変更などをしている動画です。長いので2倍速再生にしています。

電池の持ち

電池の持ちについては、E-inkなのに思ったよりも持たないという印象です(個人の感想)。メーカーHPでは最長2週間充電不要とありましたが、自分の使い方(1日20~30分くらい書き続ける)だと2日に1回くらいのペースで充電しないと駄目な感じです。スリープモード(電源を1回押す)にし忘れた場合の電池の消耗も大きい気がします。ただ、書き込み無しで表示だけの人や、wifi・bruetoothをオフにした状態だともう少し電池は持つと思います。

替芯

使っているうちにペン先が摩耗するので、どこかのタイミングで芯を新しいものに変える必要があります。約2ヶ月ほぼ毎日使っていますが、今の所はまだ変えなくても良さそうなので、意外と芯が長持ちするように思います。

約2ヶ月利用したときのペン先

まとめ

今回は、富士通が開発した電子ノート QUADERNO(クアデルノ)を使ってみた感想などを書きました。個人的には値段に対する使い勝手は良く、買って良かったと思っています。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。

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